さて、洋菓子科も2年生になると、より専門的な授業になっていきます。
ヨーロッパの様々な国の伝統菓子・有名な菓子を作る授業のひとつ、今回はフランスです。
フランス菓子の中でも有名なモンブラン、春のお菓子フレジェ、伝統菓子のパンドジェンヌの3製品を作っていきます。
まず、先生の説明を聞きながら、パーツごとのデモンストレーションを見た後に、各班での作業となります。
別立てのビスキュイ・ジョコンドを仕込んでいます。
生地を天板に流し、オーブンで焼成していきます。
焼きあがった生地をセルクル(丸い型)の大きさに抜きます。
型の中にイチゴを並べていきます。
これは、モンブランのメレンゲです。今回は全体がキャラメル化されるまでしっかりと焼き上げたメレンゲです。
これに水分が染み込まないように、ホワイトチョコを塗ります。
その上にたっぷりと生クリームを絞り、モンブランクリームを絞ります。
このモンブランクリームを絞るのが、難しいのです😫
各班1人ずつ絞っていきます。
もう1製品、パンドジェンヌは型にバターを塗り、アーモンドスライスを敷き詰めておき、そこに生地を流して焼成します。
焼きあがった表面にアプリコットジャムを塗ります。濃度をつける為に煮詰めています.
ジャムを塗った後、さらにグラスをかけます。デモで先生が行っています。
そして仕上げた物をカットしていきます。
フレジェの表面の仕上げも、各班の個性が出ますね。
あとはお菓子を包装しておしまいです。
はい、こちらは先生の製品です。フレジェ・モンブラン・パンドジェンヌです。
さあ、2年生になり、手の込んだ工程・高度なテクニックを覚えていかねばなりません。
慣れるまでしばらく大変かとは思いますが、楽しく元気よくお菓子を作っていきましょう!
Toru