【1年生】フランス菓子 - 日本菓子専門学校

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【1年生】フランス菓子

【1年生】フランス菓子

毎日暑い日が続いていますが、1年生の前期授業も終わりが見えてきました
今回は、フランスでも日本でもポピュラーなお菓子に挑戦します!

まずは、フランスでシュー生地のお菓子といえば!の「エクレール カフェ」
日本では「エクレア」の方が馴染みがありますね
エクレールとは、フランス語で稲妻のこと。表面にかかるツヤツヤの仕上げ(後ほど詳しく!)から、ピカッと光る稲妻をイメージした、とか、稲妻のように素早く食べられるから、とか、とか・・・
言われは諸説ありますが、フランスではコーヒー味の「エクレール カフェ」とチョコレート味の「エクレール ショコラ」が定番です

とりあえず、シュー生地を仕込みます(‘ω’)ノ
3人一班での実習ですので、シュー菓子の授業が連続で3回あり、全員がシュー生地の仕込みを習得できるように指導しています

溶いた卵を、一生懸命混ぜ合わせ中~
混ぜるとともに、固さも調節する、とても大切な工程です

1年生担当の冷(レン)先生や、

1年生担任の酒井先生も、みんなの仕込み具合を確認してアドバイス中

鉄板に棒状に絞り、つや出し卵を塗って焼いていきます

絞りの作業が、すっかり板についてきました!日々の実習の賜物ですね~

コーヒー味のカスタードクリームを炊き上げ、ラップに薄く広げて素早く冷やします
カスタードクリームの仕込みも、繰り返し学ぶ工程です

生クリームも混ぜ合わせたコーヒーカスタードクリームに仕立て、焼き上がったシュー生地に詰めます
たっぷり詰めて、冷やしておきましょう♪

さて、突然ですが問題です。何をしているでしょうか?

マーブル台に、煮詰めたシロップを流し、一生懸命撹拌しているところです

だんだんと、空気を含みつつシロップの砂糖が再結晶して・・・

モリモリしてきました!これが、エクレールの表面に掛けてある、ツヤツヤの甘いヤツ!
名前は「フォンダン」(^^)/
フランス語で「溶ける」「やわらかい」という意味で、エクレールやバウムクーヘンなどの表面にコーティングすることが多い製菓材料ですね

フォンダン作りを体験した後は、コーヒーで味付けしたフォンダンでエクレールを仕上げます

ヘラを巧みに使って上面に帯状に掛けるのが、パティシエ―ルたちの腕の見せ所!

甘さとコーヒーのほろ苦さがとても美味しいお菓子です(*^-^*)

もうひとつのお菓子は「フィナンシェ」
金の延べ棒を模した形が特徴的。フランスの金融街で働く人が、仕事の合間に食べたとか食べていないとか・・・

最初に、フィナンシェに欠かせない焦がしバターを作ります
香ばしい香りが教室を満たします(^^♪

焦がしバターもたっぷり加えた生地を、フィナンシェ専用の型に絞り入れ、オーブンへ

こんがりと焼き上がりました!みんなで小袋に詰めて包装しましょう~

積み上げると、インゴット感が一層出ますね!(^^)!

実は、「バニラクッキー」も作っていました
4月のスタート時は一日1~2製品でしたが、後半には2~3製品ほどのお菓子を作りました!
みんな、成長しましたね~お母さんは嬉しいです(T_T)

今週からは、前期の実技試験が始まっています。
和菓子、洋菓子、パンと3つの試験を受けなければならない、ヘビーな週ですが、これを乗り越えれば楽しい夏休み!
みんな頑張れ~(^^)/

sugi