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海外で活躍する卒業生

現在フランスで活躍する45期卒業生柴森 那奈さんから近況報告が届きました!


 
柴森 那奈さん(前列中央)
お店のスタッフと

日本菓子専門学校 2006年3月卒業(45期生)
Boulanger patissier Julien JALLAT(Aux delices d'autrefois) 勤務
神奈川県立大原高等学校 出身

昨年(2014年)9月から私はリヨンの西、クレモンフェランとの中間地点にあるモンブリゾンという町で働いています。
大きな町ではないですが、平和で暮らしやすい町です。
内陸の町で、町から少し車で走ると、牧場が両脇に広がり、牛や馬がたくさん放牧されています。気候もそうですが、北海道のような雰囲気です。
フルムドモンブリゾンというAOPの名産チーズがあり、秋にはチーズのお祭りも開催されます!

お店は市街地から少しだけ離れたところにあり、ブーランジュリーも一緒なので、結構大きいお店です。
隣には地産の肉やチーズを売っているお店があり、駐車場も広いので週末にはたくさんのお客さんで賑わいます。日曜日には駐車場にプーレロティ(ローストチキン)の屋台もくるので、まるでお祭りのようになります。
お店のバゲット、ガトー、プーレロティで日曜日のパーティの準備はOKです!

ケーキは季節のフルーツをたっぷり使ったタルト、シェフ得意のショコラをつかったアントルメなど種類豊富です。毎週、週末は週替わりのスペシャルガトーをつくります。
昨年ショコラトリーもリニューアルしたので 、ショコラにも、そして最近はトレトゥールにも力を入れています。うちの店のパテアンクルートは最高においしいです。

私の仕事は、生地からアントルメの仕込み、フォンサージュ、なんでもやりますが、最近はグラスを主に任されています。マジパンも始めました!週末にピエスモンテの注文がはいれば、飴細工もやります。少し余裕が出てきたらブーランジェにパンのつくり方を教わろうと計画中です。そのためにもフランス語を頑張らないと…。

スタッフも仲がいいので、同僚の家でラクレットパーティをしたり、おにぎりをつくってみたり、楽しく過ごしています。パリのように都会ではありませんが、フランスの生活を体感しています。
また、リヨンが近いので、レストランに食べに行ったりとフランスの食を満喫しています。
フランス語はまだまだですが、理解できるようになってフランスの文化や歴史、食についてもっともっと知っていけたらいいなと思いながら毎日を過ごしています! 


    
 パテアンクルート  アイスケースに並ぶグラス各種  プティガトー各種  お店の全景
    
 店内の様子