飾り菓子 ~香梅~
寒い日が続きますがいかがお過ごしですか?
気付けば師走に入り、あっという間にクリスマス、そして年末と
今年はコロナの影響もあってか1年がとても早かったように思います。
残りの学生生活も残りわずかになってきましたが
寒さに負けず頑張っていきましょう!
さて本校の学生は、先週をもって冬期休暇に入りましたが、
この時期になると和菓子科では恒例の「飾り菓子」を作ります。

授業をして戴くのは、東和会常任顧問 鎌田講師。
本校では長年にわたり教員として指導戴き、
学生達の親御様もお世話になったという人は多いのではないでしょうか。
まさに日菓専のレジェンド。
そんな鎌田先生の授業を覗いてみましょう。
「飾り菓子」は、お菓子の素材を使って自然界の「山水花鳥風月」を表現したもの。
1輪挿しから大型工芸まで多くの飾り菓子・工芸菓子があります。
素材に使う「餡平 ~あんぺい~」は餡に砂糖や餅粉を加えたもので、木の幹や枝土台となる部分に使用され、扱いやすい素材。
「雲平 ~うんぺい~」は粉糖に餅粉、水(湯)を加えた真っ白い素材。
花びらのような繊細な表現をするのに長けています。
この2つを混ぜて使用する事も出来るので幅はまさに無限大です。

まずは雲餡平の着色。花びら・枝などの色を作ります。
ピンクと白を合わせたら麺棒で薄く伸ばし、梅の花びらの型で抜いていきます。

手前の茶色いものは「葉の芽」。より自然な感じを出すためにも
フリーハンドで作っていきます。

抜いた花びらは1枚1枚、額につけていきます。
仲嶋さん、佐久川さん集中して取り付けていますね。

陳くんも黙々と。。集中しています。

藤井くんも真剣。集中力が試されますからね。

内田くんも真剣にやって、、、あれ!よく見たら顔が笑ってますね~
細かい作業で難しいですが頑張りましょう!

完成した花びら、蕾、新枝がこちら。
とても細かい作業で大変ですが、これでパーツは完成です。

続いて、出来た花びらを新枝に取り付けていきます。
ここまで来ると、目に見えて形になってくるので楽しくなってきます!
山口コンビも順調!

こちらは佐々木兄弟(正しくは小野優くん・佐々木大くん)
エプロンが2人とも佐々木大なので佐々木兄弟(鎌田先生・名)
花に負けない満面の笑み!

こちらも負けじと素敵な笑顔の影島さん。
上手に出来てますね!

見て下さい、ヨンモくんの真剣な表情!
綺麗な枝が出来ています。

こちらの仲良し2人(雨宮さん・浅井くん)もバッチリカメラを抑えつつ
仕上げています!

洪くんは最終確認中?出来た花も綺麗!

みんな己と戦いながら綺麗に仕上げられましたね!
さてここまで進んだら次は幹作り。

工芸菓子の大きさによっては、安定させるために
中に針金の芯などを入れる場合があります。



一見、小野竜くんが鉢に土を入れているように見えますが
これはお砂糖。
上白糖を着色し、本物の土やコケの様に似せていきます。
そして先ほどの幹の芯に餡雲平を付けていき、
焼きコテなどを使って表面を焼き、よりリアルな木にしていきます。



篠原さん、雨宮さん(2回目)順調かな?
もう木になってきていますね!

焼いています、于さん。

焼いています、柏木くん。
さあ、最後の組立。
今まで作ったパーツ等を幹、枝に取り付けていきます。あと一息!

花が咲き始めました山口香さん!

中村くんにも花が出て来ています!


完成した作品がこちら。どの花よりも早く
咲き誇る梅の花、とても綺麗ですね。
工芸菓子は花の仕組みなど理解しなければいけない上、
気力、集中力を使う大変な作業ですが、
出来た時の達成感はさぞ感じられると思います。
直接店売りには直結しないかもしれませんが、自分の感性、技術を高めるためにも
機会を見つけて是非チャレンジしてみてください。
そして学生の皆さんは、例年の冬休み、年末年始とは行かないかもしれませんが
コロナに気を付けて良い年をお迎えください。年明け元気に会えるのを楽しみにしています!
おまけ

サンタが来なくなった皆さんにメリークリスマス!
気付けば師走に入り、あっという間にクリスマス、そして年末と
今年はコロナの影響もあってか1年がとても早かったように思います。
残りの学生生活も残りわずかになってきましたが
寒さに負けず頑張っていきましょう!
さて本校の学生は、先週をもって冬期休暇に入りましたが、
この時期になると和菓子科では恒例の「飾り菓子」を作ります。

授業をして戴くのは、東和会常任顧問 鎌田講師。
本校では長年にわたり教員として指導戴き、
学生達の親御様もお世話になったという人は多いのではないでしょうか。
まさに日菓専のレジェンド。
そんな鎌田先生の授業を覗いてみましょう。
「飾り菓子」は、お菓子の素材を使って自然界の「山水花鳥風月」を表現したもの。
1輪挿しから大型工芸まで多くの飾り菓子・工芸菓子があります。
素材に使う「餡平 ~あんぺい~」は餡に砂糖や餅粉を加えたもので、木の幹や枝土台となる部分に使用され、扱いやすい素材。
「雲平 ~うんぺい~」は粉糖に餅粉、水(湯)を加えた真っ白い素材。
花びらのような繊細な表現をするのに長けています。
この2つを混ぜて使用する事も出来るので幅はまさに無限大です。

まずは雲餡平の着色。花びら・枝などの色を作ります。
ピンクと白を合わせたら麺棒で薄く伸ばし、梅の花びらの型で抜いていきます。

手前の茶色いものは「葉の芽」。より自然な感じを出すためにも
フリーハンドで作っていきます。

抜いた花びらは1枚1枚、額につけていきます。
仲嶋さん、佐久川さん集中して取り付けていますね。

陳くんも黙々と。。集中しています。

藤井くんも真剣。集中力が試されますからね。

内田くんも真剣にやって、、、あれ!よく見たら顔が笑ってますね~
細かい作業で難しいですが頑張りましょう!

完成した花びら、蕾、新枝がこちら。
とても細かい作業で大変ですが、これでパーツは完成です。

続いて、出来た花びらを新枝に取り付けていきます。
ここまで来ると、目に見えて形になってくるので楽しくなってきます!
山口コンビも順調!

こちらは佐々木兄弟(正しくは小野優くん・佐々木大くん)
エプロンが2人とも佐々木大なので佐々木兄弟(鎌田先生・名)
花に負けない満面の笑み!

こちらも負けじと素敵な笑顔の影島さん。
上手に出来てますね!

見て下さい、ヨンモくんの真剣な表情!
綺麗な枝が出来ています。

こちらの仲良し2人(雨宮さん・浅井くん)もバッチリカメラを抑えつつ
仕上げています!

洪くんは最終確認中?出来た花も綺麗!

みんな己と戦いながら綺麗に仕上げられましたね!
さてここまで進んだら次は幹作り。

工芸菓子の大きさによっては、安定させるために
中に針金の芯などを入れる場合があります。



一見、小野竜くんが鉢に土を入れているように見えますが
これはお砂糖。
上白糖を着色し、本物の土やコケの様に似せていきます。
そして先ほどの幹の芯に餡雲平を付けていき、
焼きコテなどを使って表面を焼き、よりリアルな木にしていきます。



篠原さん、雨宮さん(2回目)順調かな?
もう木になってきていますね!

焼いています、于さん。

焼いています、柏木くん。
さあ、最後の組立。
今まで作ったパーツ等を幹、枝に取り付けていきます。あと一息!

花が咲き始めました山口香さん!

中村くんにも花が出て来ています!


完成した作品がこちら。どの花よりも早く
咲き誇る梅の花、とても綺麗ですね。
工芸菓子は花の仕組みなど理解しなければいけない上、
気力、集中力を使う大変な作業ですが、
出来た時の達成感はさぞ感じられると思います。
直接店売りには直結しないかもしれませんが、自分の感性、技術を高めるためにも
機会を見つけて是非チャレンジしてみてください。
そして学生の皆さんは、例年の冬休み、年末年始とは行かないかもしれませんが
コロナに気を付けて良い年をお迎えください。年明け元気に会えるのを楽しみにしています!
おまけ

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