プロのパティシエが使いわける「ケーキ型」の種類とは

ケーキ作りでは、生地をケーキ型に流し込んで焼き上げます。
こちらでは、ケーキ型のさまざまな種類についてご案内します。
■ケーキ作りに欠かせない基本器具「ケーキ型」
「ケーキ型」はケーキ作りに欠かせない器具のひとつです。
一口に「ケーキ型」といっても、さまざまな種類があります。
プロのパティシエは、作るケーキの種類に応じて、異なるケーキ型を使いわけているのです。
ケーキが焼き上がった後の形を整えるのがケーキ型の役割です。
そのため、さまざまな形のケーキ型があります。
また、ケーキ型の素材も、ケーキの食感や風味に大きな影響を与える要素です。
ケーキ型の分類は、「素材」「形」という2つの基準で考えます。
■ケーキ型の主な素材とは?
ケーキ型の熱伝導率によってケーキの仕上がりに細かな違いが生じます。
以下では、ケーキ型の代表的な素材をご紹介します。
・ステンレス
ステンレスはさびにくいため、調理器具の素材として広く採用されています。
熱伝導率が低いため、基本的には冷菓に適している素材です。
・ブリキ
ブリキ型のケーキ型は安価で手に入るため人気です。
また、熱伝導率が高く、ケーキがきつね色に焼き上がりやすいことからもケーキ型の素材として適しています。
・アルミ
アルミは熱伝導率が高い・焦げ付きにくいといった特徴がある素材です。
反面、表面加工がはがれやすいためメンテナンスには気を遣う必要があります。
・シリコン
シリコンはオーブンだけではなく電子レンジでも使用できる手軽さから、家庭用のケーキ型でも人気の素材です。
汚れが落ちやすい点でも高く評価されています。
■丸型だけじゃない!ケーキ型の種類とは?
続いて、形状の点からケーキ型の種類をご紹介します。
・丸型
最もスタンダードなのが、丸型のケーキ型です。ホールケーキを焼く際に使用されます。食べる人数に応じて、最適な号数のケーキ型を選びましょう。
・スクエア型
スクエア型は、その名のとおり正方形や長方形のケーキ型のことです。パウンドケーキやブラウニーを作る際に使用されます。回転するタイプのオーブンレンジで焼く際は、角がひっかからないサイズを選ぶようにしましょう。
・シフォン型
シフォン型は、中央に筒状の突起が設けられたケーキ型です。熱が全体にいきわたることから、ケーキがふっくらと焼き上がります。
・タルト型
タルトやアップルパイ、キッシュなどに使用されるのがタルト型のケーキ型です。さまざまな形のバリエーションがありますが、円周に波が設けられたデザインのものが代表的です。
***
ケーキ型にさまざまなタイプがあることがお分かりいただけたでしょう。
日本菓子専門学校では、さまざまなケーキ型を使用したケーキ作りを指導しています。
本格的なケーキの作り方を身につけたい方は、ぜひオープンキャンパス、Web相談会にご参加ください。
お申込み・お問い合わせはこちらから
https://www.nihon-kashi.ac.jp/taiken
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