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工芸菓子『梅の花』

新しい年があけました!
みなさん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

冬休みが終わり、学生たちが元気に登校してきました。
新年最初のブログは、工芸菓子をご紹介したいと思います!(^^)!


教えて下さるのは、工芸菓子のスペシャリスト
講師の鎌田先生です。
今日は春に先駆けて咲く『梅の花』を一人一鉢作ります。


まず、先生が作っていたのはこれ↑
なにかわかりますか?そう、花のシベです。
緑色の生地に白生地を巻き、先端に黄色く染めた上南粉をつけて乾かします。


続いて、花びらを作ります。
工芸菓子では「雲平(うんぺい)」という、お餅の粉と砂糖で作った生地を使用します。
ピンク色と白色の生地をぼかしながら薄くのばし、型で抜いていきます。


この生地は、文字が透けて読めるくらい薄くのばすことができます。
本物のように薄く、繊細な花びらを作ることができるんです!


花びらに反りをつけて軽く乾かしたら、花を組んでいきましょう。
先ほどのシベにガクをつけ、ガクの上に花びらを重ねていきます。
ここから細かい作業が続きます。みなさん、しっかり集中して頑張りましょう!


花ができたら、小枝につけていきます。
どこにつけても良いわけではなく、植物の特徴をしっかり理解してより本物に近づけます。
一本出来て、すでに満足しているようです。。。まだまだこれからですよ(;'∀')


小枝が出来たら、木の幹を作ります。
ここで使用する生地は「餡平(あんぺい)」といって、餡と粉と砂糖を混ぜて蒸して作ったものです。
出来上がりをイメージしながら生地を巻きつけて形を作ります。


そのままだとツルっとしていて、おもちゃのように見えてしまいます。
より本物らしく見せるために、コテで表面を焼いて木を表現します。


それでは、花の咲いた枝を幹につけていきましょう。
花はどこから咲いていくのか?枝の位置や向きをしっかり確認しながらつけましょう。


枝の位置は合っているかな?
鎌田先生にしっかりチェックしてもらいましょう。


少しずつ形が見えてきましたね。和菓子科の学生は意外と細かい作業が大好き(^^♪
みんな真剣な顔で頑張っています、ひとりを除いては。。。


最後の仕上げです!


【梅の花】

鎌田先生作


※今日の実習日誌はお休みですm(__)m

卒業まであと少し、2月には卒業制作が待っています。
今日の授業で学んだことをしっかり活かして、すばらしい作品を作ってくださいね。
学生生活も残り少なくなってきました。
学期末試験ももうすぐです。
悔いのないよう楽しみながら、卒業にむけて頑張りましょう!izu

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