デコレーション技を身につけるために必要な自主トレ

パティシエが作るケーキやお菓子は、美味しいのはもちろんのこと、技術的にも素晴らしく、見事なデコレーション技を使って、ケーキやお菓子を芸術のように演出していきます。
ただ誰でもはじめから上手くできるわけではなく、日頃の練習の成果が実を結んだことで、プロの技が生まれているのです。
プロのパティシエを目指している専門学校生は、学校での実習以外にも自主トレをして、日々技術を磨いています。
プロのパティシエのデモンストレーション技はまさに芸術
プロのパティシエが作るお菓子は、デコレーションが繊細で、見た目も芸術作品のように素敵な商品ばかりです。
最初はケーキを焼くこと自体はできるかもしれませんが、綺麗にデコレーションをするとなると、一般的な技術では難しく、プロの技のようにとはいかないものです。
プロのように綺麗なデコレーションをしたいのなら何度でも繰り返し自主トレを行いたくさん失敗することです。なぜ失敗したのかを考え次の作業のときに改善するということを繰り返すことで確実にスキルアップすることができるでしょう。
デコレーション技を自主トレしてスキルアップ!
パティシエとして、芸術作品のようなお菓子のデコレーション技を習得するためには、自主トレを行うことが必要です。
自分だけでパティシエのデコレーション技を習得しようとするのは難しく、知識だけでは埋められない技術的な問題があるでしょう。
しかし、専門学校であれば専門的な知識や技術を学ぶことができますし、プロのパティシエに直接質問ができるというのは、パティシエになるための経験を積むことができる絶好の機会です。
少しでも早くプロのパティシエになるためには、専門学校の授業以外でもデコレーション技を練習することをおすすめします。
朝練・夕練で基礎技術を身につけることができる日本菓子専門学校
東京にある日本菓子専門学校では、それぞれの苦手分野を克服できるよう、自主参加の朝練・夕練の時間を設けています。朝練は、開門の7時45分から授業開始までの約1時間、洋菓子科、和菓子科、製パン技術学科のそれぞれの実習室を使い、担当の教師が立ち会います。製品を完成させるのではなく、練習用の材料を使って基本的な技能を身につける時間です。授業終了から下校までの間も、同じく夕練に励むことができます。
洋菓子はクリームの絞りやクリームを塗るナッペなどを練習します。和菓子の課題は包餡やハサミ菊など、パンは練習用のパン生地を使って「分割」「丸め」や「成形」などを練習し、それぞれ担当の先生がついて指導します。やればやるだけ上達できるので、できるだけ参加することを奨励しています。
このように、学校の設備を使用して自主トレができるのは日本菓子専門学校で学ぶ大きなメリットといえるでしょう。
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