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練切 ~ヘラ切り菊~

今日は練切の授業を覗いてみましょう。

「練切」とは
白あんに求肥や山の芋、餅の粉や葛粉を
つなぎとして加え、練り上げた餡。

茶席や祝儀の際にも使われる上生菓子の一種で
日本の四季折々の植物や花鳥風月を形取って仕上げます。


今やネットにもSNSにも多くの写真があがっていますが、
今日は専用のヘラで細工をほどこした
「ヘラ切り菊」に挑戦です。





まずは餡練り。練っているのは竹村さん。

水分の少ない餡を練るのは今回が初めて。
焦げやすいので気を付けて練りましょうね。

この後に求肥、水飴を加えて練り上げます。






そして練り上げた餡を裏ごしにかけます。
全力で裏ごしてくれているのは黒金さん。

意外とコツもあるので
やりながら覚えていきましょうね。





続いて練切を着色。
淡赤色を作っているのは川北さん。

和菓子では季節の色などを自分の感性で付ける事が多いです。
ゆえに個人差も出るのでまさに十人十色。







準備が出来たところで練習してみましょう。
「丸腰高」に形を整えているのは董さん。

この後に行うヘラを入れる作業も大切ですが、
「丸腰高」に整える作業も大切ですね。
董さん上手に出来るかな?






いよいよ本番。着色した練切にヘラを入れていきます。
お手本は菅野先生。
みんな集中して見ています。






それではやっていきましょう!
杉浦さんが成形に挑戦中。
綺麗なピンク色ですね!集中しています。






黒金さんも順調にヘラを入れていますね。







上野さんも集中しています。
真剣な表情が良いですね。



このあと黄色の練切でしべを付けたら完成です。









出来上がったヘラ切り菊がこちら。
いや~、綺麗ですね~。



今後も練切の授業は入ってきます。
もちろん色々なデザインの練切を作っていきますので
楽しみにしていて下さいね。

本日はここまで。
また次回お楽しみに!




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