ブログ

創作菓子コンテスト

みなさん、こんにちは。
昨年末に行われた〈校内創作菓子コンテスト〉のご報告です!

テーマは『歌舞伎』
昨年10月に歌舞伎座へ見学に行き、日本の伝統芸能文化について学んできました。
見学の様子はこちら⇒https://www.nihon-kashi.ac.jp/blog/blog_detail/data/2063
学生たちは学んだこと、感じたことをお菓子で表現します。
審査会では菓子のイメージ、販売価格、販売形態、食べ方などをグループごとにプレゼンしました。

では、各グループのお菓子を紹介します。


【桜吹雪】
丸く蒸しあげた白い生地に、塩漬けの桜の花びらを練り込んだ餡をサンド。
歌舞伎=桜のイメージで作りました。


【あんこぐみ】
ぷにぷに食感のグミにあんこを入れて仕上げました。
定式幕の色をイメージし、色ごとに味を変えて歩きながらでも気軽に食べれるお菓子。


【KABUKIMAN】
蒸し饅頭の中餡は食べてびっくり、バナナチョコレート餡。
上面に歌舞伎座の象徴、鳳凰丸と隈取を焼いて仕上げました。


【幕開けぷりん】
黒ごま、黄奈粉、抹茶の三層に仕上げた和風プリン。
歌舞伎座の定式幕の色、黒色、柿色、萌葱色を表現しました。


【緞帳一口羊羹】
定式幕の三色を黒ごま、かぼちゃ、抹茶で表現。
一口サイズで、ちょっと大人向けの濃厚な味に仕上げました。


【舞台を作るあんみつ】
定式幕をイメージした三色の寒天ゼリーに生クリームを流しました。
クッキーやフルーツを舞台の役者やセットに見立ててトッピング。
かける蜜の味は3種類から選べます。


【獅子頭】
『獅子の頭』…歌舞伎に用いる動物の毛を使った長くてフワフワとしたかつら。
そのかつらをグルグルと回す「毛振り」を渦巻で表現。
定式幕をイメージした三色のきんとん餡を巻いて仕上げました。



【隈取和クレープ】
どら生地を焼いて、餡と求肥を巻いた和風クレープ。
餡の色は歌舞伎独特の化粧法、隈取を表現。

ここからは入賞作品。。。

★第2位★

【顔見世羊羹】
歌舞伎の年中行事の一つ、「顔見世」を表現した一口羊羹。
各座が、一年間この顔ぶれで公演を行います!と、顔を見せる行事。
9種類の羊羹はすべて味を変えて、役者の個性を表しています。
黒糖、抹茶、柚子、桜、フランボワーズ、柿。。。

★★第1位★★

【黒衣大福】
舞台上で顔を隠して黒い衣装を身に着け、俳優の補助をする人を「黒衣」と呼びます。
その黒衣をイメージして作った大福。
歌舞伎で黒は見えないものという約束があり、黒衣も見えないことになっています。
食べてみるまで中に何が入っているかわからない、ちよっとドキドキするお菓子。
黒いお餅の中には抹茶餡や黄奈粉餡、生クリームやフランボワーズゼリーなどが入っています。


審査会では、学生も試食をして各グループの味を堪能していました。
華やかで個性のあるお菓子が揃いました!(^^)!izu

ブログ記事一覧

全て表示お菓子夢工房和菓子の心情熱パティシエ日記和菓子徒然にっき小さなパン教室通信教育ホットラインプロフェッショナルへの道お菓子にまつわるエトセトラお菓子に恋して