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勤務先によって違うパティシエの仕事内容


パティシエが具体的に製菓現場でどのような仕事をしているのか気になっている人は多いかもしれません。
以下では、勤務先によって異なるパティシエの仕事内容をご案内します。

■代表的なパティシエの勤務先
さまざまな現場でパティシエが活躍しています。勤務先としては以下のような現場が代表的です。

洋菓子店(パティスリー)
洋菓子店(パティスリー)はパティシエの代表的な勤務先です。具体的な仕事内容は勤務店によって異なります。パティシエが少人数しかいない洋菓子店では、生地の作成からデコレーションまで1人で担当することも少なくありません。一方、大型の店舗では工程によって役割分担されるのが一般的です。店舗によっては、販売や接客をパティシエが担当することもあります。

レストラン
レストランのデザート担当としてパティシエが勤務することもあります。店舗によっては、デザート以外の調理補佐やホール作業を任されることも少なくありません。また、他のスタッフと厨房を共同で使うことになるため、狭い作業環境を効率的に使うスキルが求められます。

ホテル
ホテルにパティシエが勤務することもあります。主な仕事は、ウエディングケーキづくりや販売用の洋菓子作成です。式やパーティーがある日には特に忙しくなります。通常は、他のパティシエと作業を分担することになります。

工場
洋菓子メーカーの工場でパティシエが勤務することもあります。通常は、他のパティシエと作業分担する流れ作業です。また、とりわけ衛生管理の徹底が求められる現場でもあります。

■パティシエの1日の流れは?
以下では、一般的な洋菓子店に勤務するパティシエの1日に流れをご紹介します。
7:00【店舗到着】
開店に間に合わせる必要があるため、パティシエの朝は早く始まります。
7:00には店舗に到着し、着替え、清掃、作業の準備などを始めます。

7:30【作業開始】
最初はケーキ類の生地づくりから始め、順次焼き作業に移っていきます。
注文がある場合は、引き取りの時間に間に合うように作業を進める必要があります。

10:00【開店】
開店以降は売れ行きに応じて、少なくなった商品を補充していきます。
お昼ごろには休憩の時間が設けられます。

14:00【作業開始】
午後も引き続き商品補充を行います。夕方ごろに客足が落ち着き次第、翌日の仕込みを開始します。

20:00【片付け・閉店】
状況を見て、20:00~21:00ごろに閉店します。清掃やスタッフとのミーティングを行い、帰宅します。

■今からパティシエを目指すなら……
パティシエになるためには主に2つルートがあります。
専門学校卒業後に就職するルートか、現場に直接就職するルートです。
現場に入ってからスムーズに馴染んでいけるため、専門学校卒業後に就職するルートが一般的です。

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日本菓子専門学校の卒業生はさまざまな製菓現場で活躍しています。
将来、パティシエとして働くことを希望している人は、ぜひ当校のオープンキャンパスに参加し、入学をご検討ください。
オープンキャンパスのお申込み・お問い合わせはこちらから
https://www.nihon-kashi.ac.jp/taiken

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