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製菓専門学校で「経営学」を学ぶワケ


製菓専門学校では、お菓子づくりの指導だけが行われるわけではありません。
こちらでは、一般的な製菓専門学校でカリキュラムのひとつとして取り入れられている「経営学」についてお話しします。

■経営学とは?
日本菓子専門学校では製菓技術学科、製パン技術学科のカリキュラムにおいて、経営学(経営学基礎論)を盛り込んでいます。
そもそも経営学とは何なのでしょうか。

一般的な経営学とは、事業を発展させるための方法をまとめた学問です。
具体的には、「ヒト」「モノ」「カネ」という3要素を効果的に活用するための方法を学びます。
その名のとおり、利益を出して事業を続ける、「経営」のための学問と理解して問題ありません。

経営学で取り扱う分野は非常に広く、また教育機関によっても取り扱う内容が異なります。
そのなかでも、競合に打ち勝つための戦略、事業を続けるための組織編成、新たな顧客に訴えかけるためのマーケティング、事業の状態を正確に把握するための会計、といった分野が代表的です。

■学生時代に経営学を学ぶメリット
事業を行うことの目的のひとつが利益を出すことです。
そのため、どんな職業でも経営学は役立ちます。
パティシエや和菓子職人、パン職人でも例外ではありません。

製菓専門学校を卒業後、通常は製菓の現場で働くことになります。
現場で経験を積んだのち、次の目標として目指すのは「独立」です。
つまり、お菓子づくりやパンづくりをするだけではなく、実際に「経営」をしていくことになります。

そのため、学生のうちから将来を見据え、経営学に触れておくことは大きなメリットになるでしょう。
多くの製菓専門学校は、将来独立可能な人材を育てるべく経営学をカリキュラムに盛り込んでいます。
当校も、外部から中小企業コンサルタントを招き、専門的な授業を行っています。

■さまざまな知識・スキルを習得できる製菓専門学校
製菓専門学校を「お菓子・パンづくりの技術を身につけるための学校」ととらえている方は多いかもしれません。
しかし、それ以上に多くの専門学校は「製菓の現場で活躍・独立できる人材の育成」を目指しています。

そのため、製菓専門学校のカリキュラムには、経営学をはじめ、栄養学や食品衛生学、マーケティングスキルを養う市場調査などさまざまな内容が盛り込まれているのです。
これらを複合的に身につけてはじめて、一人前のパティシエといえるでしょう。

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お菓子づくりの知識・技能だけではなく、経営学などその他の複合的な知識まで身につけられるのが製菓専門学校の魅力です。
日本菓子専門学校は、将来的に独立できる人材の育成を目指しています。
カリキュラムについてくわしく知りたい方は、ぜひオープンキャンパスやオンライン相談会にご参加ください。
お申込み・お問い合わせはこちらから
https://www.nihon-kashi.ac.jp/taiken
 

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