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製菓専門学校の学費|平均相場や抑える方法は?






製菓専門学校への入学を検討している場合、自宅からのアクセスや学校の雰囲気はもちろん、学費を気にされる方も多いのではないでしょうか。
調理分野の専門学校は、料理を作ったり最新の調理器具を使用したりするため学費が高いというイメージを持たれている方は多いようです。
では、実際に製菓専門学校の学費はどのくらいかかるのでしょうか。
今回は、製菓専門学校の学費の平均相場や、学費を抑える方法についてご紹介します。


製菓専門学校における学費の平均相場

入学する製菓専門学校を選ぶ際、どうしても学費面が気になってしまうという方は多いでしょう。
学費が心配でなかなか入学への一歩が踏み込めなかったり、
学費で入学する専門学校を決めたり、「学費」は専門学校選びの大きな検討材料といえます。
製菓専門学校は実際に食材を使用して実習を行うため、一般的な専門学校よりも学費の相場が高いイメージがあるかもしれません。
「東京都専修学校各種学校協会調査研究事業部」が公表した「令和2年度 学生・生徒納付金調査」によると、
製菓専門学校の学費の平均相場は、昼1年制で1,756,000円とされています。
それに対し、専門学校全体の学費の平均相場が1,255,000円であるため、割高であるといえるでしょう。
調理分野の専門学校は最短1年で卒業できますが、2年制の場合はおよそ倍の学費がかかると考えられます。
学校により学費は異なりますが、一般的な国内の製菓専門学校に入学するためには、150万円/1年分を目安に用意しておく必要があるといえるでしょう。
【出典】:「令和2年度 学生・生徒納付金調査」東京都専修学校各種学校協会調査研究事業部
https://tsk.or.jp/image/info/2.pdf

 

学費の内訳と詳細

ひと言で学費といっても、学校によってくくりも金額も異なります。
ここでは、一般的な製菓専門学校の学費の内訳とその詳細などをご紹介します。

 

入学金

専門学校に合格したら、大学などと同様に入学金の納付が必要です。
一般的には、合格通知が届いてから1週間以内の納付が義務づけられています。
金額は、入学する学校や学科によって大きく幅があります。製菓専門学校の入学金の平均相場は210,000円です。
 

施設料

施設料とは、学校内の設備の利用料や校舎の維持管理費、冷暖房費、光熱費などのことです。製菓専門学校の場合は、調理に使う各種機材の使用料なども含まれます。製菓専門学校の施設料の平均相場は、194,000円です。
 

実習費

実習費とは、製菓専門学校の場合、主に座学以外の調理実習に関わる授業料を指します。
製菓専門学校をはじめとする調理分野の専門学校は、授業の大部分が実習であるため、他分野に比べて高めに設定されていることが多いようです。
製菓専門学校の実習費の平均相場は、558,000円です。
 

食材費

製菓専門学校は、座学以外にも実習を豊富に行います。
バターや生クリーム、生のフルーツなどの高価な食材を多く使用するため、
食材費だけでも年間50~70万円ほど必要になります。食材費は、実習費や教材費に含まれていることが多いようです。

 

学費に関してチェックしたいこと

学校によって金額は異なりますが、
製菓専門学校の場合、入学金・施設費・授業料・実習費などがかかります。
調理分野の専門学校は、実習をメインに授業を行うため、
施設費や実習費、食材費などがかかるのが特徴的です。
入学後に「想像以上にお金がかかった」とならないよう、
学費の内訳や手数料、諸経費の有無について事前にしっかりと確認しておきましょう。
各専門学校の公式サイトやパンフレットに詳細があるため、
学校選びの際は比較検討することをおすすめします。
その学校がどの部分に力を入れているのか、自分の求めている学習が得られるのかの判断材料になります。

 

製菓専門学校の学費を抑える方法は?

製菓専門学校に進学する場合でも、大学や短大と同様に奨学金を利用することが可能です。
製菓専門学校に入学希望の学生やその保護者の方からは、学費を抑える方法についての質問が多く寄せられます。
一般的に、一定の条件を満たせば貸与、または給付が受けられる奨学金制度などを利用して、経済的負担を減らすことが主流となっています。
また、学校によっては独自の学生支援制度を行っている場合があるため、
入学を検討中の学校があれば確認してみましょう。ここでは、日本菓子専門学校を例に、さまざまな支援制度をご紹介します。

 

各種奨学金制度(国や日本学生支援機構のもの)

経済的理由により就学が困難な優秀な学生を対象に、貸与または給付を行うことで、安心して勉学に励むことを目的とする制度です。
独立行政法人日本学生支援機構では、高等学校の評価平均値が3.5以上の場合は無利子で貸与型の奨学金が受けられます。貸与金額は自宅通学の場合は最大5万3千円、自宅外通学の場合は最大6万円で、希望によって月額を選択することが可能です。
また、世帯収入等の要件を満たせば、「授業料・入学金の免除または減額」、「給付型奨学金の支給」の2つの支援を受けることができます。
対象となった学生は、自宅通学の場合も自宅外通学の場合も、入学金が最大16万円、授業料が最大55万円免除になります。
給付奨学金は、自宅通学の場合は最大46万円、自宅外通学の場合は最大91万円が給付され、
日本学生支援機構の貸与型奨学金との併用も可能です。
ただし、収入や資産により免除額や給付額が2/3、または1/3になる場合もあります。
詳しくは、文部科学省のサイトよりご確認ください。


教育ローン

日本菓子専門学校では、学校定型教育ローンとして、「学費サポートプラン」をご用意しております。
これは、「株式会社オリエントコーポレーション」が学費納入者に代わって入学金や授業料などを本校に一括納入し、
学費負担者が毎月分割で同社に返済するという制度です。
詳しくは、学費サポートプランのお申し込みサイトでご確認ください。
このほか、国の教育ローンなども利用可能です。

 

日本菓子専門学校校友会奨学金制度(日本菓子専門学校)

日本菓子専門学校への入学を強く希望する学生に対して適用され、
優秀な学生を援助することを目的として給付される奨学金制度です。
製菓・パティシエ・製パン学科の入学者で、校友会奨学金の給付を希望する方が対象となります。
奨学金エントリー希望者は、
学校が定めたテーマに沿って原稿用紙1枚(350字以上400字以内)の小論文を書き、
提出する必要があります。
さらに、1年間の出席率・成績が一定の基準を満たした学生のなかから小論文の評価を加味して決定され、1年次終了時に発表されます。
給付額は、製菓技術学科で37万円、パティシエ技術学科で27万円、製パン技術学科で27万円です。

 

業界推薦入学者減免制度(日本菓子専門学校)

業界関係者の推薦書を添付して出願した推薦入学者が対象となる、減免制度です。
減免額は10万円となります。
AO及び指定校推薦と業界関係者推薦を同時に提出した場合は、業界関係者推薦が優先となるため入学検定料の免除は受けられません。


まとめ

製菓専門学校の学費の平均相場や内訳、
学費を抑える方法などをご紹介しました。
製菓専門学校は実習時の材料費や各種機材の使用料などが含まれるため、他分野の専門学校に比べると学費が高い傾向にあります。
少しでも学費を抑えるために、国の奨学金制度や教育ローン、学校独自の奨学金制度などをうまく利用しましょう。
日本菓子専門学校では、一定の条件を満たす学生に対して奨学金の給付を行っています。
入学を検討中の方は、実際にお菓子作りを体験していただく体験入学やオープンキャンパスで、本校の設備や環境、雰囲気をお確かめください。


 


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