11月3日、学園祭が行われました。

コロナ禍の中で、まだまだ以前のように多くの方々に来て頂ける状況ではないですが、
今年は数年ぶりに、２年生の保護者の方や少数の高校生の方達を
学校の見学にお迎えすることができました。

そして、多摩美術大学さんとのコラボレーションのお菓子、学生達が作った和菓子・洋菓子・パン。
これらを玉川高島屋で販売する企画がありました。

その販売製品を作ったりする中、学園祭当日のお菓子の実演に向け準備を進めていました。

今回は「洋菓子実演A」の紹介をしていきます。



これが今回のメインとなるものの一部です。
(逆光でなんか良い感じの写真)




今回、洋菓子実演Aのテーマは「クリスマスの東京タワー」です。

メインに東京タワー。その周りを様々なお菓子のパーツで飾るというもの。
マジパン細工・メレンゲ細工・シュー・サブレ・マカロン等々、
授業で学んできた技術を立体のオブジェとして披露するのです。

メインとなる東京タワーは、生徒が型紙をおこし、その型紙通りにサブレ生地切り抜き焼いていきます。
そこにグラス・ロワイヤル(アイシング)のパイピングで様々な模様を描いていきます。

サブレチーム。
まずは土台となる一番下の大きなパーツ４枚。






この１枚だけ途中で割れてしまいました...


２年生だけでなく1年生も加わり、どんどん緻密なパイピングが描かれていきます。

上の部分のパーツ４辺。









もうすでに、最初のデッサンの想像を上回る出来のパイピングが
描かれていきます。

ビルの壁面
これは１年生主体で描いていきます。


着々とビルが出来ていきます。



メレンゲ細工チーム。
ここもまた、細かいパーツ、細かい絞りのツリーを作っています。


スノーマンたくさん





サンタクロース


リースなど細かいパーツ


メレンゲ細工はオーブンで乾燥させていきます。


マジパンチーム
小さいギフトボックスを作っています。


サンタクロース


シュー生地チーム
某パティスリーで有名な､子ねずみ型のシュークリーム
「スウリー」を電車に見立てる予定が、車輪が４つなので
車になってしまいました...
そして色々な表情が(笑)


パリブレストをクリスマスカラーに仕立てていきます。


こんな感じになりました。


サブレの線路


カップケーキの木等々、
パーツが出来てきました。


そして、東京タワーの各ブロックを合わせていきます。






作成の合間に











この逆光の写真がこちら



そして、学園祭当日の実演をしながら、組み上げていきます。






























そして最後のパーツ、てっぺんのアンテナを取り付けて



完成です！







見学者向けの実演風景




生徒達の頑張りで、予想以上に素晴らしい作品になりました。
みんなお疲れ様でした。