2018年度 第1回勉強会
皆さん、こんにちは。
先月から、今年度の勉強会がいよいよ始まりました!
今年度も、4月早々からたくさんのお申し込みをいただきまして、ありがとうございます。
では、記念すべき第1回のご報告です!
5月19日(土)和菓子勉強会が開催されました
今回のテーマは『製餡』
ご自身で練った餡を使って、いちご大福と豆大福を作りましょう!
担当は、小野先生です
今回のために、家庭でも作りやすい、新たな豆の煮方を考えてくださいました
デモンストレーションの「こし餡」の工程です
まず、柔らかく煮た小豆の外皮を取り除きます
さらに細かなふるいに通して、口当たりをよりなめらかに
この、下に溜まった餡粒子(=「ご」と言います)を何度か水に晒して水分を除くと、漉し生餡(こし-なまあん)ができあがります
出来上がった生餡を使って、漉し餡が練り上がりました
こちらは、皆さんにも使っていただく「煮かご」と小型の寸胴
これから、粒生餡(つぶ-なまあん)を作っていきます
煮上げた小豆は柔らかいので、一度、冷水で豆を締めてから、カゴから取り出します
ここまでで、すでに半日!餡を練るまでには、とてもたくさんの工程があるのですね~
ようやく出来上がった粒生餡を蜜漬けしたのち、煮上げに入ります!
始めはシャバシャバとしていますが、だんだんとポテッとした様子に
あまり混ぜすぎると、せっかくの粒が潰れてしまいますので、注意が必要なのです
餡が練り上がったら、それぞれの餅生地を準備しましょう
いちご大福の生地は、米粉や砂糖、水を混ぜて、せいろで蒸します
船田先生が、責任を持って、おいしく蒸し上げてくれました
餅の蒸し上がるいい香りが漂ってきます
とても柔らかな生地で、手にくっつきやすく扱いに難儀される様子もありましたが、
そこはさすが通信教育卒業生!かわいらしいいちご大福がつぎつぎ生まれていくのでありました!
いちごの味や色合いにあう、白餡を使ったいちご大福です
この白餡は、職員があらかじめ練ったものを使用しました
こちらは、「胴搗き(どうづき)」という、いわゆる自動餅つき機
ぺったんぺったん、と可愛らしいものではなく、それは力強いドシン!ドシン!と
腰のある餅が搗き上がります
皆さんが練った粒餡を、エンドウ豆と一緒に、搗きたての餅で包みましょう
菅野先生も、大量生産中です
少し塩気のある餅とエンドウ豆、自家製粒餡の相性は最高です
受講された皆さん、お疲れ様でした
数年ごとに開催される、今回の豆煮・製餡の勉強会は、
和菓子の基本の餡をより深く知れる良い機会ではないでしょうか
では、次回は5月23日(水)・24日(木)洋菓子です
お待ちしております sugi
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