今回は「揚げ菓子」の授業です。

洋菓子には、生菓子・焼菓子以外に「揚げ菓子」というものもあります。
分かりやすいところだとドーナツがありますが、各国にも様々な揚げ菓子があります。

今回は「オールドファッション」と「フレンチクルーラー」のドーナツ2種。
フランス菓子から「ぺ・ド・ノンヌ」、「ベニエ」。
ドイツ菓子から「ベルリ―ナ・プファンクーヘン」
イタリア菓子から「クレーマ・フリッタ」
6種類のお菓子の授業です。





イタリア菓子の「クレーマ・フリッタ」は分かりやすく言うとカスタードクリームのフライ。
揚げたては、サクサクの衣の中からとろりとカスタードクリームが出てきます。



フランス菓子の「ぺ・ド・ノンヌ」はシュー生地を揚げてグラニュー糖をまぶしたお菓子ですが、
面白いのは名前の意味はなんと「尼さんのおなら」。
一度聞いたら忘れられない、面白い意味です。



「ベニエ」は卵白を加えた衣でフルーツを揚げたもの。
加熱され、衣をまとったフルーツは、生で食べるのとはまた違った味わいです。

ドイツ菓子の「ベルリ―ナ・プファンクーヘン」は四季を問わずドイツ全域で作られているお菓子です。
イーストの入った甘いパン生地を揚げ、中にアプリコットジャムやラズベリージャム、カスタード等を詰め、
周りにグラニュー糖やシナモンシュガーをまぶしたお菓子です。




「オールドファッション」と「フレンチクルーラー」は、某有名ドーナツ屋さんでお馴染みですが、
実習で生徒達は、シュー生地を絞りドーナツ生地を伸ばし型で抜くという作業に悪戦苦闘していました。


とにかく色々な生地を作り大変な実習でしたが、生徒達は班のメンバーで協力しながら、初めて油で揚げるという作業を楽しんでいました。