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2019年度 第3回勉強会

皆さん、こんにちは!
ここ数日、梅雨の晴れ間の青空が広がっていますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、昨日開催された勉強会のご報告です。

6月13日(木)製パン勉強会が開催されました。

テーマは「食事パン・フランスパン」です♪

【もっちり極食パン】【塩バターロール】【ミニバタール・ベーコンエピ】

担当は昼間部製パン科担任の千葉先生です。


勉強会では、ミキサーを使って生地を捏ねていきますので、一度に出来上がる生地が大量!!

捏ね上げ直後の生地に触れて、状態を確かめましょう。

こちらは塩バターロールのソフトフランスパン生地。

一つずつ丸めていきます。

バターロールのように細長いしずく形に生地を伸ばし、バターの塊を芯にして巻きましょう。

異物混入防止の青いラップに乗っているのが、そのバター。これを1かけら、まるまる食べてしまうわけですね…

岩塩をひとつまみかけて焼きましょう!

バターがジュワっと溶けながら、パンの底がカリカリに焼き上がり、バターの風味と
程よい塩気がたまらないおいしさです(^^)v

こちらはデモンストレーションのベーコンエピ

ベーコンの長さまで生地を伸ばして包み、端までベーコン入りのエピを目指しましょう!

ミニバタールも同じような長さに成形し、ホイロで発酵させます。


ベーコンエピは、生地をはさみで切りながら左右に振り分けることで、麦の穂の形が出来上がります。

左から、焼き上がりがノーマルな穂(二つ)、かわいい穂、痛い穂、だそうです(笑)

皆さんも、一つずつ仕上げに挑戦!


ミニバタールも、クープと呼ばれる切れ目を3本入れます。

クープの長さや深さ、間隔など、熟練の技が必要な工程です。

フランスパンは、鉄板に並べて焼くのではなく、パン焼き窯へ生地を直接入れて
焼くことによって、独特の焼き上がりが得られます。


焼き上がったエピをオーブンから取り出します。

巨大なスコップのような道具で、一気にどっさり取り出しましょう!

受講生の方にも体験していただきました。
柄が長~いため、周りの方はやや離れて見学中(^◇^;)


こんがりと焼けて、とてもいい匂い♪

オーブンから出したては、パンからパチパチと音が鳴っていました(*^_^*)


こちらは生地を大きく分割して・・


そう、もっちり極(きわみ)食パンです!

湯種(ゆだね)といい、湯で捏ねた生地を加えて、もちもち食感を出した食パンです。

型の8分目程まで発酵したら、フタを閉めてオーブンへ!


焼き上がってオーブンから取り出したら、高い位置から型ごと落として、パンにショックを与えます。

この工程で、パンに含まれていた熱い空気が一気に抜けて外気と入れ替わり、
ケーブインと呼ばれる、パンの側面が凹んでしまう現象を防ぐことができます。

見事な黄金色の食パンが焼き上がりました(^o^)/

クリームも配合されていて、甘みがあり、柔らかな食感が楽しめる、
にっかせん特製「生食パン」です!

受講された皆さん、お疲れ様でした。
今年度初めてのパンの勉強会でしたが、平日開催にも関わらず
たくさんの方が参加してくださいました。
次回のパン勉強会は来年1月ですが、和菓子・洋菓子の勉強会は年内まだまだ続きます!
次回は来週、6月22日(土)です。お待ちしております(^o^) sugi


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