海外の専門学校?ドイツの「マイスタースクール」とは?

ドイツのマイスター制度についてご存じでしょうか。
さまざまな業種において高い技術を証明する資格制度です。
パティシエでもマイスターの資格は高い技術の証明として認識されています。
こちらでは、このマイスターを養成するマイスタースクールについてお話しします。
■当校の姉妹校「ミュンヘン市立マイスター養成学校」
日本菓子専門学校は、ドイツのミュンヘン市立マイスター養成学校と姉妹関係を結んでいます。
このことから、当校では欧州の研修旅行制度を設けており、希望する学生は在学中、10日間の研修旅行に参加できます。
マイスタースクールから、女性マイスター2名が特別講師として来日したことも。本場の製菓知識をシェアしていただきました。
マイスタースクールは、マイスターを育成するためのスクールです。
ドイツには製菓を含む手工業のほか、さまざまな技能に関するマイスター学校が設立されています。
■ドイツ発祥の職業能力認定制度「マイスター」とは
マイスターとは、手工業における専門技術職の最高位称号のことです。
ドイツにおける国家資格として、さまざまな職業において信頼されています。
社会人かつ実務経験3年を超えた場合、現地のマイスタースクールへの入学資格基準に達します。
当該スクールを卒業し、マイスターの国家資格を取得することで、晴れてマイスターになることができます。
マイスターは、各職業における技術を継承していくことを目的に設けられた制度です。
さまざまな職業において、マイスターがプロフェッショナルとして活躍しています。
■マイスタースクールと日本の専門学校、何が違う?
日本の専門学校とマイスタースクールに違いはあるのでしょうか。
日本の専門学校は、ドイツでいう「Berufsschule(ベルーフスシューレ:職業学校)」にあたります。
実務経験が求められるマイスターは、これよりさらに専門性の高い教育施設です。
日本の教育制度では、マイスタースクール同様の施設は存在しません。
年齢的には大学院が該当しますが、マイスタースクールは入学に実務経験が必要であり、大学院は不要という違いがあります。
***
日本とドイツ(ヨーロッパ)の教育制度には違いがあります。
当校では優秀な日本人講師のほか、
姉妹校からマイスターを招き、特別講義を実施することもある。
国境を越え、さまざまなプロフェッショナルから直接指導を受けられるのが魅力です。
洋菓子作りの本場はやはりヨーロッパ。
研修留学や外国人講師による指導で本場の製菓技術を学びたい方は、日本菓子専門学校のオープンキャンパスに是非ご参加ください。
お申込み・お問い合わせはこちらから
https://www.nihon-kashi.ac.jp/taiken
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