SNSで話題沸騰中!新感覚スイーツ「マリトッツォ」とは?

今、SNSなどで注目されている「マリトッツォ」というスイーツをご存知でしょうか。こちらでは、この話題のスイーツについてご紹介します。
■イタリア発祥のスイーツパン「マリトッツォ」とは?
マリトッツォは、イタリア発祥のスイーツです。
しっかりと焼いたブリオッシュ生地のパンに生クリームを挟むシンプルな構造ですが、
本場ではケーキ屋さんやカフェの定番メニューとして愛されています。
名前の由来はイタリア語で「夫」という意味がある「マリート」という単語です。
男性から婚約者への贈り物としてこのスイーツが選ばれていたことから、
「マリート」をもじった「マリトッツォ」という名が付けられました。
クリームの中に指輪を忍ばせる習慣もあったと伝えられています。
2021年には日本でも注目を集めるようになりました。
カフェなどで販売されていますが、即完売してしまうほどの人気です。
■マリトッツォの歴史・起源
マリトッツォの起源はローマ時代にまでさかのぼります。
当時は生クリームではなく、ドライフルーツなどが使用されていました。
また、パンもはちみつによって調味されていたと伝えられています。サイズも現代のものより大きかったようです。
キリストの粗食期間であるクアレージマには、
マリトッツォが食されていたそうです。このマリトッツォも、
現代のものとは違う質素なものでした。
こうしたオリジナルのマリトッツォは、現在でもイタリアのマルケ州ではまだ残っているようです。
1900年代に入ると、絵画や詩などの文化にも頻繁にマリトッツォが登場します。
少しずつ変化をとげ、現代の生クリーム入りのマリトッツォに近づいていったようです。
■自家製マリトッツォの作り方
本場のマリトッツォはマニトバ粉という小麦粉を使用しますが、
日本の家庭では強力粉を使用するのが一般的です。
小麦粉、牛乳、ドライイーストを混ぜ合わせたものを発酵させて生地を作ります。
卵や砂糖、塩、バターやオレンジの皮のすりおろしを加え、
生地に風味や味を加えていきましょう。
団子状にした生地をオーブンで焼き、出来上がったパンに切れ目を入れて生クリームを詰めれば完成です。
最後に粉砂糖をまぶすと見た目も美しく仕上がります。
***
SNSなどで話題になっているからこそ、
気になっている方も多いのではないでしょうか。
カフェや食料雑貨店などでマリトッツォを見かけたら、ぜひ食べてみてください。
お菓子作りが得意であれば、自分で作ってみるのもおすすめです。
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