意外と知らない!和菓子と和スイーツの違い

現在でもお茶請けなどで親しまれている和菓子。
また、季節の行事でも食べられることは少なくありません。
一方で、和菓子の流れを汲む「和スイーツ」という文化もあります。
こちらでは、和菓子と和スイーツの違いについてお話しします。
■和菓子とは?
和菓子と和スイーツの違いを論じる前に、
まずは和菓子の定義を少し明確にしてみましょう。
和菓子とは、日本で昔から作られている伝統的なお菓子の総称です。
和スイーツとの共通点として
和の食材や江戸以降に流通量が増えた
砂糖が多く使われている点が挙げられます。
また、日本の四季や茶の湯との関連があるお菓子が多い点も特徴です。
和菓子はさらに以下のような種類に分けられます。
・生菓子・・・例:練り切り
・半生菓子・・・例:羊羹
・干菓子・・・例:落雁
江戸時代から続いている和菓子の老舗もあり、
西洋の文化が一般的に普及している現在も日本独自の文化として親しまれています。
■和スイーツとは?それぞれの違いは?
和スイーツについても、明確な定義はありません。
しかし、一般的には洋菓子に和の食材を取り入れたものとして認識されています。
たとえば、和菓子にバターや生クリームなどの乳製品は使われませんが、
和スイーツは乳製品だけでなく、多彩な食材が使われます。
和の食材を使いつつ、限りなく洋菓子に近いものが和スイーツであるといえるでしょう。
代表的な和スイーツとして、
抹茶を使ったスイーツが挙げられます。
抹茶アイスや抹茶ケーキなどは純粋な和菓子ではありませんが、
テイストとして「和」が取り入れた和スイーツです。
こうした和スイーツは、動物性の素材や脂質が少ないことから、
海外でも「ヘルシーなお菓子」として人気を集めています。
■お菓子作りを学ぶなら日本菓子専門学校へ
和スイーツの定義は曖昧ですが、
今後も新たなお菓子が生まれる可能性があるともいえます。
また、世界的な人気を考えると、
和菓子が今以上に認知されるきっかけになるかもしれません。
みなさんも是非今後の和スイーツのトレンドに注目していきましょう。
日本菓子専門学校では、伝統的な和菓子のほか、
和スイーツについても指導を行っています。
和菓子作りには、職人の技術が必要です。和スイーツは、
和菓子の基礎知識に加えて洋菓子の技術や開発力も求められます。
和菓子、和スイーツを作る職人・パティシエとして将来活躍したい方は、
日本菓子専門学校への入学をご検討ください。
オープンキャンパスのお申込み・お問い合わせはこちらから
https://www.nihon-kashi.ac.jp/taiken
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