防寒対策が大切?パティシエの服装について

パティシエには身だしなみへの配慮も求められます。
こちらでは、パティシエの服装についてくわしくお話しします。
■パティシエの服装に求められる3大要素
パティシエの服装には、清潔感(衛生)と安全性、作業性という3要素が求められます。
食品を扱う職業であるため、衣類そのものが衛生的であることは非常に重要です。
お客様から見える厨房で作業する場合や、接客などでお客様と対面する場合に備え、清潔な印象を与える外観であることも求められます。
作業面で安全性を確保することも重要です。厨房では火を使うため、火傷への対策が必須となります。
また、作業中は忙しく動き回るため、転倒しにくい靴を履くことも大切です。
効率的な作業のためには、作業しやすい服装であることも求められます。
パティシエは力仕事の側面もあるため、体の動きを制限しない服を着ることが大切です。
■パティシエの服装とは?
パティシエの服装について、各アイテムをご紹介します。
・コックコート
コックコートは、洋食の料理人が着用することで有名です。
パティシエも同様のコートを着て調理を行います。素材は耐火性が高い綿100%が一般的です。
すぐに袖を伸ばして鍋つかみとして使えるなど、機能性にも優れています。汚れが目立ち衛生管理がしやすいため、白無地が一般的です。
・スカーフ
スカーフについては、単に見栄えの点から着用するケースが一般的です。
現場によっては、厨房内での階級をわかりやすくするためにスカーフを着用することがあります。
・コック帽
厨房では、衛生面の問題から必ず帽子をかぶります。
高さのあるコック帽はもともと料理人の文化であり、長さで階級を示しますが、パティシエの現場でこうした帽子がかぶられることは多くありません。
製菓の現場では、髪の毛を覆うネットをかぶり、その上にキャスケットをかぶることが一般的です。
・靴
多くの製菓・調理現場では、滑りにくい安全靴が採用されています。
■パティシエの服装には防寒対策が必須?
パティシエの現場だからこそ必要といえるのが、防寒対策です。
多くの現場では、生菓子に合わせて室温が低く設定されています。
ただし、上着を着て防寒することは現実的ではありません。
多くのパティシエは、コックコートの下に防寒対策用インナーなどを着用しています。
***
製菓の仕事を滞りなくこなすためには、服装選びが大切です。
日本菓子専門学校では、パティシエとして必要な身だしなみの意識についても講義を行います。
パティシエとして働きたい方は、ぜひオープンキャンパスの参加・当校へのご入学をご検討ください。
お申込み・お問い合わせはこちらから
https://www.nihon-kashi.ac.jp/taiken
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