意外と知らないクリスマスケーキの始まり!国ごとの定番ケーキもご紹介♪

「なぜクリスマスにケーキを食べるのだろう」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は、意外と知らない日本のクリスマスケーキの歴史について、各国の定番クリスマスケーキと共にご紹介します!
クリスマスケーキの始まりはいつ?
クリスマスにケーキを食べるという習慣は、いつ始まったのでしょうか?
日本でのクリスマスケーキの始まりは、大正時代までさかのぼります。1922年、老舗洋菓子店「不二家」が赤と白のケーキを「クリスマスの特別ケーキ」として販売したことから始まりました。不二家が「クリスマスにはクリスマスケーキ!」と宣伝したことで、今では日本全国でクリスマスケーキを食べることが定番となったのです。
日本ではイチゴのショートケーキがクリスマスケーキの定番ですが、これも不二家の創業者がアメリカで知ったショートケーキを日本人好みの味に変えたのが始まりです。
クリスマスケーキの種類は国によって違う
ヨーロッパのクリスマスケーキは菓子パンタイプのものが多く、日本のようにサンタさんやろうそくで飾りつけた、イチゴのショートケーキを食べる習慣はあまりないようです。
それでは、ヨーロッパ各国のクリスマスケーキを見てみましょう。
・フランスの定番「ブッシュ・ド・ノエル」
フランスでは薪をあしらったロールケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」(ビュッシュ・ド・ノエルともいう)が定番です。ココアクリームで覆われた茶色いロールケーキで、イチゴなどでデコレーションするのが一般的です。
・イギリスの定番「クリスマスプディング」
イギリスではドーム状の形をした「クリスマスプディング」が定番です。具材にプラムを使っていることから、「プラム・プディング」と呼ばれることもあります。
・イタリアの定番は「パネトーネ」
イタリアでは、発酵パン菓子である「パネトーネ」(パネットーネともいう)を食べます。ドライフルーツを刻んだものが練り込まれており、粉砂糖や砂糖菓子、クリームなどを添えて食べる甘い菓子パンです。
・ドイツの定番は「シュトーレン」
ドイツでは「シュトーレン」というお菓子を、クリスマスの4週間前から薄く切って少しずつ食べます。ドライフルーツやナッツが生地に練り込まれた菓子パンで、由緒ある伝統的なクリスマスケーキです。
クリスマスはパティシエの腕の見せどころ♪
パティシエにとってクリスマスシーズンは、1年のうちでもっとも忙しい時期です。有名パティシエのお店ともなると、10月から予約が殺到します。クリスマスにケーキを食べることを、みんな楽しみにしていることが分かります。パティシエにとってクリスマスは、1番の腕の見せどころといっても過言ではありませんね!
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