製菓専門学校の夜間部のメリットとデメリット

日中に授業を受ける昼間部のほか、夜間部を設置している製菓専門学校もあります。こちらでは、この夜間部のメリット・デメリットについてお話しします。
■夜間部のメリット
夜間部最大のメリットといえるのが、日中が自由な点です。一般に授業時間は18~21時。働きながら通うこともできます。自分で学費を稼ぎながら、夜間部に通う学生も少なくありません。
実際に製菓店でアルバイトとして働きながら、夜間部に通う学生も。この場合、学校で学んだことをすぐに仕事に活かせるのがメリットです。現場で湧いた疑問を、すぐ先生に聞くこともできます。
また、学費が安い点もメリットです。細かくは学校によって異なりますが、一般的な夜間部の学費は昼間部の半分程度。学費を稼ぎながら通うのも現実的な額といえます。
■夜間部のデメリット
一方で、夜間部にはデメリットもあります。
代表的なデメリットが、通う期間の長さです。夜間部では夕方から授業が始まる関係上、1日の授業時間を長く確保できません。昼間部と同じ内容を指導しようとすると、どうしても通う期間が長くなってしまいます。
昼間部の一般的な通学期間は1~2年です。対して、夜間部で同じカリキュラムを指導する場合、およそ1.5倍の期間がかかります。その分、製菓現場への就職も遅くなってしまうのです。
また、日中に仕事をして夕方から夜間部に通う場合は、体力面でも不安が残ります。フルタイムで働いた後に3時間程度の授業を受ける毎日の生活は、大きな負担になるでしょう。疲れから製菓の勉強がおろそかになってしまうと本末転倒です。
■日本菓子専門学校の通信教育について
上述したような夜間部のデメリットをカバーするのが、通信教育です。
夜間部では夕方から登校する必要がありますが、通信教育では提供されるカリキュラムと教材による自宅学習が中心です。年数回、面接のために登校する必要がありますが、自由度は夜間部以上です。日中に働いている人でも、無理なく学習を進めることができます。
日本菓子専門学校でも、通信教育課程を実施しています。課題レポート提出を中心とした2年生の課程で、製菓衛生師受験資格を取得可能です。興味がある方は、資料請求やオープンキャンパスへの参加をご検討ください。
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とりわけ働いている人にとっては魅力的な製菓専門学校の夜間部ですが、体力的な負担は覚悟が必要です。体を壊したり、製菓の知識・技術の習得がおろそかになったりしては意味がありませんので、無理なく学習できる通信教育の受講もあわせて考えてみてください。
オープンキャンパスのお申込み・お問い合わせはこちらから
https://www.nihon-kashi.ac.jp/taiken
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